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【令和8年6月定例会 一般質問③】   南小学校通学路の交通安全対策について

  • 2 日前
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※本ページは、令和8年6月定例会で行った一般質問の記録です。 全3項目:①シルバー世代の活躍の場づくり / ②持続可能な財政運営 / ③南小学校通学路の交通安全対策(本ページ) ※各項目ページへのリンクはページ末尾に掲載しています。 はじめに(このページの趣旨)

南小学校西側に設置されている一灯点滅式信号機について、撤去後の安全対策を伺いました。今回確認したいのは、信号機を残すか撤去するかという二択ではありません。約20年前に安全・安心なまちづくりの一環として設置された交通安全施設の趣旨を、現在の通学路安全対策へどのように引き継ぐのか。撤去前の確認、地域の声の把握、警察との情報共有、撤去後の検証という一連の流れを、町としてどう持つのかを問うものです。

壇上からの質問

続いて大項目3として、南小学校通学路の交通安全対策について伺います。

まずは、ここで、資料⑤をご覧ください。

資料⑤広報「いな」平成18年3月号・抜粋から確認できる設置・運用の経緯
資料⑤広報「いな」平成18年3月号・抜粋から確認できる設置・運用の経緯

南小学校西側には、一灯点滅式信号機が設置されています。

資料⑤は、広報いな平成18年3月号の記事を整理したものです。同記事では、平成18年1月24日に町内3地点で信号機の運用が開始され、そのうち南小学校西側にも一灯点滅式信号機が設置されたことが、安全・安心なまちをめざした取組として紹介されています。このことから、当該箇所は、少なくとも設置当時、交通安全上、一定の配慮を要する地点として位置付けられていたものと受け止めています。

一方で、設置から約20年が経過し、周辺の交通状況、児童の通学環境、高齢者や保育所を利用する家庭の通行状況、地域の生活動線も変化している可能性があります。また、一灯点滅式信号機について、全国的に見直しが進められていること、信号機の設置、撤去、交通規制に関する最終的な判断が、警察の所管であることも理解しています。

したがって、今回確認したいのは、信号機を残すか撤去するかという二択ではありません。約20年前に安全・安心なまちづくりの一環として設置された交通安全施設の趣旨を、現在の通学路安全対策へどのように引き継ぐのかという点です。

当該箇所は、南小学校の通学路内にあり、児童が日常的に通行する場所です。地域の方々や保護者による見守りも行われています。周辺には高齢者も暮らしており、保育所を利用する家庭の通行もあります。

地域からは、朝夕の交通量、速度が速いと感じられる車両、過去の事故やヒヤリハット、児童の横断時の不安に関する声も寄せられています。これらは、直ちに客観的な事故統計を意味するものではありませんが、現場に近いリスク情報として受け止める必要があると考えます。

交通安全対策は、施設を設置するか撤去するかだけで完結するものではありません。撤去前に現場を確認し、撤去時に代替措置の実効性を確認し、撤去後に安全状況を把握して必要な追加対策につなげる。この一連の流れが重要です。

そこで、通告に従い質問いたします。

質問の要旨

  • 要旨1 町は、当該一灯点滅式信号機の設置経緯や安全上の課題をどのように把握しているのか伺います。

  • 要旨2 町は、当該箇所の特性や現場状況を踏まえ、上尾警察署等とどのような協議・情報共有を行っているのか伺います。

  • 要旨3 町は、標識等による安全対策と追加対策の必要性をどのように認識しているのか伺います。

  • 要旨4 町は、撤去後の安全状況や地域住民、保護者の不安をどのような方法で把握し、必要な追加対策につなげていくのか伺います。

以上、答弁をお願いします。

町の答弁:くらし産業統括監

仲島議員のご質問の「3.南小学校通学路の交通安全対策について」につきまして、順次お答えを申し上げます。

(要旨1について) 設置の経緯につきまして上尾警察署に伺ったところ、交通事故が多発していた交差点への交通事故防止対策として、道路幅員が狭いことなどから定周期式信号機の設置が困難であったため、一灯点滅式信号機が設置されたとのことでございます。当該交差点の安全上の課題といたしましては、見通しの悪さに加え、一灯点滅式信号機の黄色点滅の主道路より赤色点滅の従道路の交通量が多いことや、一灯点滅式信号機の認知度が低下していることなどによる主従関係のわかりにくさがあるものと認識しております。そのため、停止線上の自発光式道路鋲、止まれや減速マーク、グリーンベルトの道路標示、交差点内のカラー舗装のほか、道路照明灯やカーブミラーを設置し、安全対策を講じております。また、南小学校の通学路となっており、登下校時に児童が当該交差点を横断していることから、地域の方により見守り活動を行っていただいているものでございます。

(要旨2・要旨3について/関連するため一括答弁) 上尾警察署に伺ったところ、一灯点滅式信号機の撤去後も、道路の主従関係を変更することなく、現在の赤色点滅の従道路に一時停止標識を設置する予定であるとのことでございます。また、今年4月に地元区長等を対象に、上尾警察署と埼玉県警察本部の担当者から、その旨を説明した際には、一灯点滅式信号機を撤去した後の安全対策につきまして、町と上尾警察署でしっかりと対策を講じてほしいとのお声をいただいたと伺っております。町におきましても、当該交差点の交通状況の確認を行っており、また、区長や住民の方から、お問い合わせや撤去後の安全対策のご要望をいただいておりますので、上尾警察署にはその都度情報の共有を図っているところでございます。町では、交差点における交通事故防止や、児童等の安全な横断の確保の観点から、注意喚起看板の設置などの安全対策の必要性につきまして、現在、上尾警察署と協議をしているところでございますので、一灯点滅式信号機の撤去に併せて適切な対策を講じてまいります。

(要旨4について) 一灯点滅式信号機の撤去時期が決定いたしましたら、撤去後の安全対策と併せて広報やホームページ等で周知してまいります。また、一灯点滅式信号機の撤去後も、担当者による現地確認を行うとともに、児童の登下校の見守りをしていただいている方々やPTA、近隣住民からのお声を上尾警察署と共有し、必要に応じて追加の安全対策を検討してまいります。

再質問① 撤去前の現地確認と基礎情報の整理について

答弁で、当該交差点は、交通事故防止対策として信号機が設置された経緯があり、現在も安全対策上、注意を要する場所であることが確認できました。子どもたちの安全を最優先に、撤去前後の安全確認と必要な対策を町としてどのように行うのかという観点から伺います。まず、撤去前の確認について伺います。

【再質問】 町は、撤去前に、児童の登下校時間帯や保育所の送迎時間帯を含めて現地確認を行い、交通量、車両速度、児童の横断状況などを把握し、撤去後の状況と比較できる基礎情報として整理する考えがあるのか伺います。

【答弁:くらし産業統括監】 町では、一灯点滅式信号機の撤去後の安全対策を検討するにあたり、上尾警察署にご協力をいただき、交差点における登下校時の児童を含む歩行者の横断状況や車両の通行状況を現地で確認するとともに、従道路側の車両速度の簡易計測を行っております。議員ご指摘のとおり、これらの情報は、一灯点滅式信号機が撤去された後の状況と比較する際の基礎情報にもなりますので、上尾警察署と共有しているものでございます。

【まとめの発言】 撤去前の現地確認や簡易計測が行われ、その情報が撤去後と比較するための基礎情報として共有されている点は重要です。この基礎情報を撤去後の安全確認に確実に生かし、課題が認められる場合には、上尾警察署とも連携して必要な対策につなげていただきたいと思います。

再質問② 地域・学校関係者からの声の把握について

次に、地域や学校関係者からの声の把握について伺います。地域からの声については、単なる不安の表明としてではなく、撤去前後の安全確認に生かすべき現場情報として整理する必要があると考えます。

【再質問】 町は、児童の横断時の不安、車両速度への懸念、ヒヤリハットに関する声などを、学校、PTA、見守り関係者、近隣住民などから把握し、上尾警察署と共有する考えがあるのか伺います。

【答弁:くらし産業統括監】 上尾警察署には、これまでも、区長や住民の方からの当該交差点に関するお声をその都度情報共有しております。それらも踏まえ、撤去後の安全対策の必要性につきまして上尾警察署と協議を行っているところでございます。

【まとめの発言】 地域からの声を上尾警察署と共有している点は確認しました。今後、大切なのは、撤去直後だけでなく、一定期間が経過した後の不安やヒヤリハットも拾い上げることです。引き続き、学校、PTA、見守り関係者、近隣住民の声を安全対策に反映していただきたいと思います。

再質問③ 撤去後の安全確認の流れについて

次に、撤去後の安全確認について伺います。子どもたちが日常的に通行する通学路である以上、撤去後の安全確認は、声が寄せられてから行うだけではなく、町として一定の手順をもって行う必要があると考えます。そこで伺います。

【再質問】 町は、撤去直後の確認だけでなく、一定期間が経過した後にも、登下校時の状況を改めて確認し、子どもたちの安全確保に課題があれば、速やかに上尾警察署と追加対策を協議する。このような確認の流れを持つ認識でよいのか伺います。

【答弁:くらし産業統括監】 児童の登下校の見守りをしていただいている方々やPTA、近隣住民からのお声につきまして、機会を捉えて把握し、上尾警察署と共有してまいります。その上で、必要に応じて追加の安全対策を検討してまいります。

【まとめの発言】 見守り関係者、PTA、近隣住民の声を把握し、必要に応じて追加の安全対策を検討していくという方向性は確認できました。だからこそ、撤去直後の状況だけで判断するのではなく、一定期間が経過した後の状況についても、町として意識的に把握していただきたいと思います。


最後に・・・

今回申し上げたいのは、一灯点滅式信号機を何が何でも残すべきということではありません。当該交差点は、過去に交通事故防止のため信号機が設置され、現在も南小学校の通学路として児童が日常的に横断する場所です。

だからこそ、設置当時の目的を現在の道路環境や通学実態に即した安全対策として具体化し、撤去後も子どもたちが安全に通学できるよう、撤去前の確認、地域や学校関係者の声の把握、上尾警察署との情報共有、撤去後の検証、必要な追加対策を一連の流れとして行うことが重要です。

この対応を当該交差点だけにとどめず、今後の交通安全施設見直し時の確認手順として生かしていただきたいと思います。

子どもたちの安全は、事故が起きてから守るものではなく、危険の兆しを早く捉え、関係機関と地域が連携して守っていくものです。町民の安全・安心を継続的に守る対応として、今後の取組にしっかりと反映していただくことを申し上げ、この大項目3を終えるとともに、私の一般質問を終了いたします。


関連ページ

  • 【令和8年6月定例会 一般質問①】シルバー世代の活躍の場づくりについてhttps://x.gd/Eh76P

  • 【令和8年6月定例会 一般質問②】持続可能な財政運営について  https://x.gd/Cfr9d

  • 一般質問の全体像(目次ページ) https://x.gd/by4pM


仲島ゆうた|日本維新の会・伊奈町議会議員

仲島ゆうた 日本維新の会・伊奈町議会議員

©2023 仲島ゆうた 日本維新の会・伊奈町議会議員

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