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議員・議会活動の“見える化”に向けて⑥

  • 14 時間前
  • 読了時間: 5分

             ~2026年3月 活動報告~


3月は、地方自治体において最も重要な意思決定が行われる時期です。

新年度予算の審査・決定を通じて、行政運営の方向性が定まると同時に、議会に求められる監視機能と政策評価機能が最も試される局面でもあります。

そのような中で、議員がどのような準備を行い、どのような視点で議論に臨んでいるのかは、住民の皆さまにとって見えにくい部分でもあります。本報告は、その見えにくい過程を含めて可視化し、議会活動の実態と責任の所在を明らかにすることを目的としています。

以下に、2026年3月の活動実績を、数値と内容の両面から整理し、ご報告いたします。



● 1ヶ月の総活動時間:248.5時間

 2026年3月は、令和8年度当初予算を審査する予算特別委員会および一般質問を中心に、議会審査、政策検討、情報発信が一体となった活動を展開いたしました。その結果、総活動時間は248.5時間に達しております。

地方議会における予算審査は、単なる手続きではなく、住民からお預かりした財源の使途を最終的に決定する極めて重要な意思決定過程であり、その責任は極めて重いものがあります。

その中で改めて認識すべきは、議員の本来的機能は単なる挙手による議決行為にとどまるものではなく、その前提となる情報の収集・分析、そして論点の精緻化にこそ本質があるという点です。

今期においても、議案の妥当性を厳格に判断するための資料精査やデータ分析を継続的に行うとともに、その内容を町政レポート等を通じて住民の皆さまに還元するための情報整理・発信準備に注力してまいりました。

その結果、いわゆる「決定の根拠を整えるための裏付け作業」が活動全体の過半を占める構造となっており、議員活動の実態が「見えにくいが極めて重要な基礎作業」によって支えられていることを、あらためて申し添えるものであります。 ◎ 3月活動内容の内訳(構成比・時間ベース)

2026年3月の活動については、総活動時間248.5時間を基に、各活動の実時間を積み上げたうえで構成比を算出しています。割合と実時間を併記することで、活動実態を具体的にお示しします。



3月活動カテゴリ別の割合(活動正味時間:248.5時間)
3月活動カテゴリ別の割合(活動正味時間:248.5時間)

① 調査・分析および情報発信(PC作業) 約46.7%(約116時間) 予算委員会および一般質問に向けた資料精査、数値分析、討論原稿の作成に加え、町政レポートや議会だよりの原稿作成など、情報発信に係る業務を実施しました。議員活動において最も時間を要するのは、意思決定の前提となる根拠整理であり、本月においてもその比重が最も大きくなっています。 ② 議会審査・議員活動  約33.8%(約84時間) 予算特別委員会、一般質問、本会議、常任委員会、広報委員会等に対応しました。特に予算審査においては、審議の進行と内容の関係、いわゆる慎重審議の実質性について課題を認識する場面もあり、議会機能の在り方について改めて検討する必要性を強く感じています。

③ 地域活動・政治活動  約8.5%(約21時間) 見守り活動、自治会総会(自主防犯部長として参加)、消防団活動、企業訪問等を通じて地域課題の把握に努めました。現場で得た情報を政策へと反映させることは、基礎自治体の議員に求められる重要な役割であり、継続的に取り組んでいます。

④ 政党活動(党務)   約4.4%(約11時間)

党大会および広報活動に参加し、政策動向や政治状況の把握に努めました。地方議員としての判断軸を持ちながらも、広域的な視点を取り入れる機会として位置付けています。

⑤ 患者会活動      約4%(約10時間)

RDD2026イベントや料理教室の開催を通じ、難病当事者の社会参加や就労継続に関する課題把握と支援に取り組みました。自身の原点である活動であり、政策課題の具体化にもつながる重要な取組です。

⑥ 通院・体調管理 約2.6%(約6.5時間)

通院および体調管理を行いながら、公務との両立を図りました。多様な状況にある人材が社会的役割を担うための環境整備の必要性についても、実体験を通じて認識を深めています。

このように、調査・分析を中心とした基礎作業と、議会審査・地域活動が相互に連動することで、議員活動全体が構成されています。単なる活動量ではなく、それぞれが政策判断へとどのようにつながるかを意識しながら、引き続き取り組んでまいります。 ● 3月の活動の特徴(総括) 本月は、予算審査という議会の中核機能を中心に、調査・審査・発信が一体となった典型的な議員活動の構造が顕在化した1か月でした。

同時に、

審議の質と時間配分の関係

議会内意思形成の在り方

前例踏襲と改革のバランスといった、議会制度そのものに関わる課題を強く認識する機会となりました。

議会は単なる議決機関ではなく、住民の負託を受けた監視・評価機関である以上、その機能を最大限発揮するための不断の見直しが必要です。


● 年度総括と令和8年度に向けて

3月は、令和7年度の締めくくりとして、議会対応に加え、政務活動費報告、政治団体報告、町政レポートの完成など、説明責任を果たすための業務を集中的に実施しました。

また、令和9年度予算要望および条例制定に向けた準備を開始し、議会としての政策形成機能を強化するための基盤整備を進めています。

今後は、

議会審査の質的向上

議会改革の具体化

条例提案等による政策形成機能の強化

を柱に、より実効性の高い議員活動を展開してまいります。

議員活動の見える化を継続し、事実と数値に基づく説明を行うことが、議会への信頼確保につながるものと考えています。

引き続き、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

仲島ゆうた 日本維新の会・伊奈町議会議員

©2023 仲島ゆうた 日本維新の会・伊奈町議会議員

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