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議員・議会活動の“見える化”に向けて⑨

  • 4 時間前
  • 読了時間: 6分

             ~ 2026年6月 活動報告 ~ 2026年6月の議員活動について、勤務表および活動日誌を基に整理しました。

町民の方から、「議員は普段、どのような活動をしているのか分かりにくい」というお声をいただくことがあります。

議員の活動は、本会議や委員会での発言、採決などの場面は見えやすい一方で、その前に行っている調査、資料作成、現場確認、相談・要望対応、制度や予算の確認などは、外から見えにくい部分があります。そのため、私は毎月の活動内容を整理し、「議員活動の見える化」として定期的に公開しています。


他の議会を見たからこそ、伊奈町議会の良さと課題が見えてきました。

6月は、伊奈町議会の中で活動するだけでなく、上尾市、和光市、加須市の議会にも足を運びました。

他の自治体の議会を実際に見ると、伊奈町議会の良いところが改めて分かります。一方で、町民の皆さまにとって、もっと分かりやすく、もっと身近な議会にするために改善できることも見えてきました。

6月の議員活動は合計223.5時間、1日平均では7時間27分でした。

その時間を何に使い、何を見て、何を考え、次の活動につなげているのか。 6月はそうした部分が、よく表れた一か月だったと思います。

他の議会を実際に見て感じたこと

議会には、それぞれの自治体ごとに運営の仕方や雰囲気があります。 上尾市議会、和光市議会を傍聴して感じたのは、議会で行われていることを市民にどう見せ、どう伝えるかという部分にも、それぞれ工夫があるということでした。

委員会を含めた議会活動の見える化、採決結果の示し方、一般質問での資料の使い方など、伊奈町議会でも参考にできる部分があります。

特に印象に残ったのは、議員には質問する力だけでなく、町民に分かるように伝える力も必要だということです。資料をたくさん出せば分かりやすくなるわけではありません。 何が問題なのか。どこを見てもらいたいのか。行政の答弁によって何が分かったのか。 傍聴している方にも伝わる組み立てが大切です。

これは私自身の一般質問についても、さらに工夫しなければならないと感じた部分でした。

加須市議会も傍聴しました。

実際に議場に足を運び、議会運営や傍聴する側から見た分かりやすさなどについて、改めて考える機会となりました。他自治体の議会を見るのは、その議会を評価するためではありません。

伊奈町議会を外から見直すためです。伊奈町議会にも良いところがあります

他の議会を見ることで、伊奈町議会の良い点も改めて感じました。

町民との距離が比較的近く、地域で受けた相談や現場で確認した課題を、一般質問や行政への確認につなげやすいことは町議会だからこその強みだと思います。

また、本会議のインターネット中継や議会報告会など、議会を町民に知っていただくための取組も行われています。

一方で、まだ改善できる部分もあると感じています。

例えば、議案を詳しく審査する委員会でどのような議論が行われたのかを、町民がより確認しやすくできないか。

議員一人ひとりがどのような判断をしたのかを、もっと分かりやすく伝えられないか。

議会から情報を発信するだけでなく、町民の皆さまから議会運営について意見をいただき、それを改善につなげる仕組みをさらに考えられないか。 他自治体と同じことをそのまま行う必要はありません。

伊奈町に合う形で、良いものは取り入れていく。そうした姿勢も必要だと考えています。

6月定例会では、3つの課題を取り上げました。

6月定例会の一般質問では、シルバー世代の活躍の場づくり、持続可能な財政運営、南小学校通学路の交通安全対策の3点を取り上げました。

一般質問は当日のやり取りだけで終わるものではありません。

その前に資料を集め、過去の答弁を確認し、数字を調べ、現場を見ながら質問を組み立てます。

そして答弁を受けた後は、そこで終わらせず、町がその後どのように対応するのかを確認していく必要があります。

特に財政については、単年度の収支だけを見るのではなく、基金、地方債、公債費、今後予定される公共施設整備などを含め、中長期で見ていくことが重要です。

将来の町民に過度な負担を残さない財政運営になっているのか。引き続き確認していきます。

令和9年度予算要望も継続して取り組んでいます。

6月は、令和9年度予算編成に向けた要望についても会派で検討を進めました。 今回の要望は、新しく始めたものではありません。 令和8年度から求めてきた課題について、進捗を確認しながら、令和9年度も継続し、さらに取組を強化していただくための要望です。

主な内容は、

①小中学校体育館への空調設備の整備

②防犯カメラと防犯灯の充実

③街区公園等の適正な管理と遊具の充実 です。

体育館の空調は、子どもたちの熱中症対策だけではありません。災害時には避難所となる場所でもあり、教育と防災の両面から必要な対策だと考えています。

防犯カメラや防犯灯についても、通学路だけでなく、住宅地を含めた地域全体の安全や見守りという視点が必要です。

公園についても、遊具を整備するだけではなく、安全点検、草刈り、日常的な維持管理まで含めて考えなければ、安心して利用できる環境は維持できません。 一度要望書を提出したら終わりではありません。 どこまで進んだのか。何がまだ実現していないのか。次の予算で何を求める必要があるのか。継続して確認していくことが大切だと考えています。

議会の外で見えることも大切に

地域では、防災訓練、見守り活動、青色防犯パトロールなどにも参加しました。

議会の資料を読んでいるだけでは分からないことがあります。 実際に地域を歩き、町民の皆さまから話を聞き、現場を見る。

そして必要であれば行政に確認し、一般質問や政策提案につなげる。

この流れをこれからも大切にしていきます。 6月定例会が終わっても、議員活動が一区切りになるわけではありません。

次の議会に向けた調査も始まりますし、一度取り上げた課題がその後どうなったのかも追っていかなければなりません。

他自治体の良い取組から学ぶ。伊奈町議会の良いところは大切にする。改善できるところは、変える方法を考える。

6月は、議会の中だけにいては気付けないことを考える一か月になりました。

毎月の活動時間の見える化についても、単に何時間活動したかをお伝えするだけでなく、その時間を何のために使ったのかまで、これからもできる限り分かりやすくお伝えしていきます。

活動時間は勤務表の実時間を基準に集計しています。勤務先での兼業時間は議員活動時間には含めていません。





仲島ゆうた 日本維新の会・伊奈町議会議員

©2023 仲島ゆうた 日本維新の会・伊奈町議会議員

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